まだまだ残暑残りますが、暦の上では秋となりました。
今回は、秋の夜長を快適に過ごすために、簡単に短時間で出来るストレッチをご紹介します。
はじめに、ストレッチには「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」があります。
静的ストレッチは、反動を付けずに筋肉をゆっくりと伸張させていき、一定時間保つことで筋肉を伸ばす運動です。それに対し動的ストレッチは、勢いや反動などの動きを付けて筋肉を伸張させる方法です。
どちらも筋肉を伸ばすという点では同じですが、それぞれメリットが違います。
静的ストレッチは、副交感神経を優位に働かせリラックス効果があり、また疲労物質の除去にも効果があることからクールダウンに用いられるのに対し、動的ストレッチはウォーミングアップの様にパフォーマンスを高めるのに適しています。代表的なものにはラジオ体操があります。
今回は、寝る前におすすめの静的ストレッチをいくつかご紹介します。
①おしりまわりの筋肉のストレッチ
まずは仰向けに寝ましょう。
足を曲げて、両腕で抱えます。
次にそのまま胸の方にゆっくりと引き寄せます。
心地よい伸張を感じるところで15~30秒止めます。
左右とも行います。
②おしり~ふとももの裏のストレッチ
バスタオルなどを足の裏にかかるようにします。
両端をしっかりと持ち、膝が伸びた状態のまま足を引き上げるように引っ張ります。
こちらも心地よい伸張を感じるところで15~30秒止めます。
左右とも行います。
③上半身のストレッチ
頭の上で手を組みます。
そのまま、上に伸ばしていきます。
その姿勢のまま15~30秒ほどキープします。
④肩から腰のストレッチ
正座の姿勢で手を前につきます。
ゆっくりと手を前にします。
その時におしりは後ろに引っ張るようなイメージで行ないます。
背中側が心地よく引っ張られる位置で15~30秒保持します。
また以下の事を意識して行うと、より良い効果が得られます。
・リラックスした姿勢でゆっくりと行う。
・深呼吸をしながら行う。
・無理をせず気持ちよく感じる強さで行なう。
・部屋の照明を暗めにする。
・日々継続する。
どのストレッチも簡単ですぐに出来るので、お風呂上りや寝る前などに、自分のペースで試してみて下さい。